検索エンジンを有効に活用して、より多くの人にホームページを見てもらうノウハウを説明していきます。
見てもらえるホームページにしよう。
前と同様、あなたはある酒造会社の社長さんです。
ホームページの制作を依頼した印刷会社に言われるままに付けたアニメーションも取りはずすことになりました。
お世辞にもきれいとかきらびやかとは言えないながらも、軽くて表示しやすいホームページに作り替えることに成功しました。
「娘のアドバイス通り、私の写真も解像度とやらを下げてもらって、すぐ画面に映るようになったぞ」。
17年前にゴルフで初めて100を切った時のような快感を自分の中でゆっくり味わっていました。
「もうこれでパソコン好きのウチの専務のアクセスが半数を占めるなんて馬鹿げた話はないだろう。
さあ、みんな見てくれ、わが社のホームページを!」。
あなたはそんなハツラツとした気持ちで次のインターネット委員会でのアクセス数の報告を心待ちにしていました。
そして、待ちに待った第2回インターネット委員会の日。
足どりも軽く社長室から会議室に向かいました。
「どんな人が見に来てくれているのだろう。
若者向けの商品も開発しているし、10000人くらい来てたらどうしよう。
ま、いいか。
記者会見はその時に考えたらいい」などと、期待に胸をふくらませながら会議室のドアを開けました。
会議室に入ると、そこにはいつもの取締役たちがすでに勢揃いして、老眼鏡越しに細かい数字をにらんでいます。
どうやら会議室に到着したのは社長のあなたが最後のようです。
ふと目をやると、机の上には先月のアクセス状況を掲載した報告書が用意してありました。
冷静を装いながら報告書をそっとつまみ、先月のアクセス数を見てみました。
ところが報告書の中の数字は…。
『月間アクセス数2103件』「なに?。
たった103件?」。
さすがのあなたもショックを受けました。
その言葉は静まり返っている会議室にほどよく響きわたり、耳にした誰もが神妙な顔つきでゆっくりと数回うなずきましたが、その理由を理解している役員はいそうにありません。
ただひとり、あなたのため息にも似た声が響きわたると同時に静かに右手を挙げる人物がいました。
会社のホームページの「アクセス王」であるK専務です。
「なんだね?K君」。
すると専務は「社長。
検索エンジンへの登録はお済みですか?」と聞いてきました。
存在を知らせなければ誰も見ないす。
(検索エンジン?なんだ、そりゃ。
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